簿記2級合格体験記(18日間/75時間)

簿記2級に合格した。

18日間(75時間)かかった。

予備校

予備校はスタディングの簿記2級コースを使った。

無料のCPAラーニングも検討したが、スマホ学習の効率性をUSCPA受験で実感した結果、スマホUXが優れていたスタディングにした。

教材

スタディングは以下のように様々な教材・機能を提供しているのだが、時短のため、一部しか使わなかった。

  • 講義動画:見ない
  • テキスト:使った
  • 演習問題:使った
  • AI復習(※):使った
  • 実戦略UPテスト:やらない
  • 模試:使った

(※)AI復習:AIが適切な日に適切な問題を出題してくれる機能

教材以外の道具

iPhone、電卓、iPhoneメモアプリ、Studyplusを以下のように使った。

  • iPhone:スタディングの教材をこなす
  • 電卓:試験で必要なため、演習で使う
  • iPhoneメモアプリ:学習上の気づきをメモ
  • Studyplus:勉強時間を管理

ちなみに電卓は、ネットで評判の良かったSHARPのEL-G37を買った。

勉強時間

勉強時間は以下だった。

  1. テキストを読む:15時間
  2. 演習問題を解く:30時間
  3. 模試を解く:20時間
  4. 電卓練習:10時間
  5. 受験

合計:75時間

学習開始時点では40時間ほどで合格するつもりだったが、模試を受けたところ、電卓を叩くのが遅すぎて時間切れになると判明したため、電卓の練習を取り入れ、結果として75時間となった。

尚、2023年にもなって電卓を打つ練習が必要になる試験構成なのは、いかにも日本らしい時代錯誤で、やる気が著しく減退した。

受験の結果

スコア90点合格した。

感想

合格できたのは良かったが、本番が模試に比べ簡単で、電卓練習などしなくとも当初の勉強計画(40時間)で合格できた感があった。
全問題で「計算が簡単に済むように前提が組んである」作為性が感じられたため、運の所為ではなく、スタディングの模試は、CBT試験の本番より難易度が高いという理解のほうが正しい印象。

また繰り返しになるが、2023年にもなって計算を電卓でやらせるのは正気の沙汰ではない。米国公認会計士試験は普通にExcelである(USCPA合格体験記はここ)。簿記1級はCBT試験すらないということで、今の所あまり受験する気は起きない。

  • この記事を書いた人

Y. Middleton

3児の父/海外在住/会社経営/個人投資家/米国公認会計士(USCPA)/公認システム監査人(CISA)/公認内部監査人(CIA)