証券外務員試験合格体験記(10日間/33時間)

証券外務員試験に合格した。
33時間(10日間)かかった。

学習サービス

スタディングの証券外務員講座(一種・二種セットコース)を使った。

教材

使った教材は以下のとおり:

  • 講義動画:見なかった
  • テキスト:全て読んだ
  • 演習問題:全てやった
  • AI復習(※):やった
    (※)AI復習:過去の正答率に合わせて、適切な日に適切な問題が出題される機能

尚、本(例えばこちらこちら)を買って済ませることも検討した。
その場合、出費は5,000円程度となり、スタディングの1.5万円に比べると1/3で収まる。
ただ、簿記2級受験の際に経験したスタディングのUXが非常に良く、金額分の価値は出そうだったので、スタディングを選択した。
勉強を終えて、選択は正しかった感じる。

(簿記2級合格体験記は以下参照)

教材以外の道具

Studyplusを勉強時間の管理に使った。

勉強方法

講座で用意されている学習フローに沿って、章ごとにテキストと演習を終わらせ、外務員2級→1級の順にこなした。
但し模試は試験の直前に実施したかったので、テキスト・演習を全て終わらせた後に2級・1級それぞれの模試を受けた。
模試の正答率は2級が87%、1級が86%であった。

勉強時間

勉強時間は以下だった。

  • 2級テキスト・演習:17時間59分
  • 1級テキスト・演習:9時間43分
  • AI問題演習:4時間47分

合計で32時間29分かかった。

土日はほぼ勉強せず、それを含めて10日かかった。
尚、証券外務員試験の予約は5営業日前までにしなければならないのを知らず、受験が先延ばしになったため、5日ほど空白期間があった(その間はFP3級の勉強をしていた)。
これを含めると勉強開始から合格まで14日間かかっている。
これから試験を受ける人は、上記事項に留意されたい。

試験

試験会場は御茶ノ水ソラシティにした。
理由:米国公認会計士(USCPA)試験で4度足を運んでいるため慣れており、現地のUXが大変良い

尚、本人確認を自動で行う機器が導入されており、驚いた
(身分証を差し込むとOCRで情報を読み、受験者データと照合。顔写真も自動撮影)。
テストセンターが完全無人化される日は近いのかもしれない。

(米国公認会計士[USCPA]の合格体験記は以下を参照)

スコア

CBT(computer based testing)なので、試験を終えるとすぐにスコアが画面に表示された。
スコアは83.9%であった(70%で合格
手応えよりも低かったが、合格ラインよりだいぶ上なので良しとする。

受験の感想

私は株式投資をしているが、制度信用の仕組みなど雑な理解で済ませていた部分が多くあり、これらがクリアになって良かった。
また、非常に楽しく学習できたので、私は金融商品に纏わる事象に興味が湧くタチであることが確認できた。

  • この記事を書いた人

Y. Middleton

3児の父/海外在住/会社経営/個人投資家/米国公認会計士(USCPA)/公認システム監査人(CISA)/公認内部監査人(CIA)